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浦安市は子育て支援充実と言われている理由が分かった話

Posted by motoi on 2023年3月26日

筆者自身も千葉県内に在住しており、主人と息子と3人で暮らしています。子育てのシミュレーションは妊娠初期から主人と共に想像してきたことですが、いざ出産し、里帰り先の実家から千葉県へ戻ったとき、そのシミュレーションが見事に崩れていったことを今でも鮮明に覚えています。

もちろん、私が住居を構えている自治体の支援制度が不十分という訳ではありません。

小さな赤ちゃんを初めて育てていくという不安や、どうして泣いているのか分からなくて頭の中がパニックになること、また寝不足環境で正常な思考が働いていなかったため、子育てに自分の体が慣れていくまで毎日不安や寝不足との闘いだったなぁと今このコラムを書きながら思い返しています。

今回浦安市の子育て支援制度をリサーチしていく中で、「なるほど!こんな制度は私の住んでいる自治体ではなかった」という内容が制度として成り立っていました。

浦安市外に住んでいるからこそ、浦安市が子育てしやすいと評価されている理由が垣間見れたと感じています。

今回の記事では、浦安市の子育て支援制度の中で特に紹介したい制度を解説していきたいと思います。

なぜ浦安市独自の子育て支援制度が充実しているのか?

支援制度を充実させるには、当然のことながら財政力がなければ予算を立てることができません。

要するに、家計でも同様ですが、収入内で必要経費に充て、収入以上の買い物は一括購入はしないですよね。

特に家や車などはローンを組んで、毎月の収入内で返済していくように資金計画されているはずです。

この考えは個人の家計も、企業の予算組みも、自治体の予算も基本的に同様です。

浦安市がよく言われている財源の大元は、大型テーマパークがあるからと思われていますが、浦安市の法人税は全体の1割程度で、多くは個人の住民税から成り立っているそうです。

要するに、浦安市に住所を置いている住民が多いからこそ住民税が財源となり確保でき、その財源を元に子育て支援制度や他の制度を充実させたり、浦安市の発展に使われているということですね。

千葉県でも1位を取るほど浦安市の財政力が県内でも上位、全国で見てもトップクラスだそうです。

産後ケアの充実

私自身、地方に実家があり、実家に帰るとなると新幹線を利用し2時間はかかります。今の自宅から出発すると3時間以上所要時間を見込まなければ到着できません。

実家に帰るということを「気軽に」と考えたことは一度もないのです。

ましてや、幼い子どもと一緒に帰省するとなると支度から自分の用意まで準備時間を見込まなければいけないため、より一層帰省するの壁が高いです。

出産は里帰り出産をし、産後1ヶ月、厳密に言うと、子どもの1ヶ月健診が産院で終わった段階で現在の住まいに戻ってきました。

私のように実家が遠方の方や、遠方とは言わずとも近くに頼れる人がいない方は、右も左もわからない手探り状態の育児に対し不安を感じることも多いのではないでしょうか。

もちろん実家が近い方も同様だと思います。

赤ちゃんのお世話は初めてのことが多く、常に「この方法で合っているのだろうか?」という気持ちで胸がいっぱいになることが私自身多かったんですよね。

産後は身体が元の状態に完全に戻っていないため、体力も落ちていることが多いです。

そんな中で浦安市が実施している「産後ケア体制」は子育て支援のサポートの充実性が伺える制度だと感じました。

産後ケアに関しては、宿泊型と日帰り型の2つのパターンが用意されています。

宿泊型産後ケア施設

施設利用期間費用
東京ベイ・浦安市川医療センター原則7日以内1泊2日:6000円
(住民税非課税世帯は3000円)
※1
順天堂医学部附属浦安病院原則7日以内1泊2日:6000円
(住民税非課税世帯は3000円)
※1
おおしおウィメンズクリニック原則7日以内1泊2日:6000円
(住民税非課税世帯は3000円)
※1

出産予定日の3ヶ月前から1ヶ月前に登録申請が必要になります。

母体のケアから育児相談、赤ちゃんのケアなどのアドバイスを受けることができ、さらに病院内で宿泊ができるのでお母さんも安心に繋がりますよね。

※1:1日追加につき3000円(住民税非課税世帯は1500円)1日3食あり。

日帰り型産後ケア施設

施設利用期間費用
オリエンタルホテル東京ベイ毎週火・水・木・金 
11時〜15時まで
1回:4000円
(お母さんの昼食代込み)
ホテルエミオン東京ベイ毎週月曜のみ
月曜が祝日の場合は翌日
1回:4000円
(お母さんの昼食代込み)

宿泊型とは違い、利用希望の前月1日から申し込みが可能です。

宿泊型も日帰り型も詳しい詳細は浦安市ホームページをご覧ください。

参考:浦安市産後ケアhttps://www.city.urayasu.lg.jp/kodomo/kosodate/shien/1009814/index.html

子ども医療費の助成

産後1ヶ月は家の中で過ごす赤ちゃんも1ヶ月健診を境にご両親と散歩に出かけたり、子育て支援施設へお母さんと一緒に行ったり、半年も経過すると保育園に入るお子さんもいることでしょう。

私も感じましたが本当に病院に行く機会が多く、風邪が治ったと思うと、すぐ別の体調不良の症状が表れることが多くありました。

私の住んでいる自治体では子どもの医療費は300円(1回)、通院の場合は0歳〜中学3年生までが対象になります。

何度も通院することを考えると1回300円で医療を受けられるのは親としても非常にありがたい制度だと実感しています。

では浦安市はどうかというと、未就学児は負担額0円、小学生・中学生は通院200円、調剤無料、と何とも充実した制度を独自に設けています。

何度も書いていますが、とにかく小学校入学前までは病院に行く回数が多いのはどのご家庭も共通事項ではないでしょうか。

そう考えると未就学児は通院0円は、必要な時に適切な医療を受けることができるため、安心できる制度ですよね。

まとめ

子育て支援制度の充実は子どもを育てていく上でとてもありがたい制度です。自治体ごとに負担額の違いがあったり、自治体独自で実施している取り組みもあるため、住む場所を決める際に確認してみることも良いかもしれません。

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